2020年4月22日水曜日

すーさんの日記2020 24 「ここまで覚えればいい…」はNG

こんにちは!

お元気ですか?鈴木です。

今日は学習アドバイスを1点。

たとえば国語の古典を例に話しましょう。

みなさん、古典常識の学習はしていますか?


たとえば、旧暦の1月~12月を何と呼び、それぞれどの季節の当たるのか?…

たとえば、月の満ち欠けの言い方、十六夜とは何日頃の月で、どんな形なのか?

たとえば、女御と更衣とはどのような女性の身分なのか?


…などいろいろあります。こういう細部の知識って、なかなか普段の学習でそれ用の時間をとって学習している生徒さん、少ないのでは?と思います。でも、

「いずれの御時にか、女御、更衣、あまたさぶらひたまひけるなかに…」

と文章に出てきた際、”女御も更衣も天皇の妻であること、女御=お父さんが摂関、更衣=お父さんがやや低い貴族、そういう奥さんがたくさんいる中で…”と把握できるかできないか、解釈の上でもだいぶ理解度は変わります。ちなみに私は今電話での指導で担当生徒に毎回、こういう宿題を提示しています。

これは古典を例にして話していますが、早慶やGMARCH、国公立など難関大志望のみなさん、「ここまで覚えればいいや…」という甘えは捨てて、得られる知識は細部までどん欲に手に入れていく…この姿勢が大切です。基準は高く!学習していきましょう!

河合塾マナビス大倉山校 鈴木昭文

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